常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年6月20日水曜日
『人は自然に対して無力であるべきではなく共生すべきである』
『自然に対し人間は余りにも無力である』今回の台風でもこういう報道や記述を多く耳に目にした。
されどその考え方自体が実は間違いである。
人は夜を支配しようと松明の灯りを灯し時を支配しようと時計を作り不老長寿を願いアンチエイジングや長寿命食品や薬品に巷は溢れている。
しかし夜目の中では人間は例え灯りを手にしても得られる五感情報は昼間と比べ限られ失敗も多い。
時を支配しようと発明した筈の"時間"に人は完全に支配され振り回されている。
不老不死を願って作られたアンチエイジングや長寿命食品や薬品の発明によりそれらに打ち勝つ更なるウイルスや細菌に人間は太刀打ち出来ず寿命を伸ばす所か病を治す事に終始して居る。
自然も又、同じ。
『自然の前では人間は無力である』と言う言葉自体自然を支配し自然に打ち勝とうと為る人間の傲慢さが見える言葉で有る。
自然とは人間が打ち勝ち支配する存在に非ず。
自然とは共に共生し守り続けて行く物である。何故なら我々人間もその自然の一部であり自然が生み出しし存在なのだから。
自然に抗うのではなく自然を敬い自然と共にあろうと全人類が願えば自然が人に牙を剥く事も無い筈である。
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