2012年6月11日月曜日

心因性疾患の役割について

最近あちこちで見聞きする『心因性疾患』。 だが心理職の立場から言えば大なり小なり全ての病は『心因性疾患』と言える。 心と体は脳により支配されていてこの三者は三位一体となり常、連動している。 『罹患する』と言うと余り耳触りは良くないが生物学的には致死性疾患でない限り初期疾患は実は生命維持の為態と罹患させている可能性が高い。 解りやすい例を出せば『風邪』がその好例である。 『風邪は万病の元』と言うように風邪から他の余病を引き起こしそれが致命傷となるケースも少なくない。 故に初期感冒の時期にしっかり体を休めて免疫力を回復及び強化して他の病に罹患しないよう敢えて体が休息を求め初期感冒に罹患させていると言える。 心因性もその一つ。 重篤な精神疾患に罹患する前に心因性の段階でストップを掛け生命維持に努める事で生命危機から脱せさせる。 そういう機能も体には実は備わっている物なのである。

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