常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年6月11日月曜日
心因性疾患の役割について
最近あちこちで見聞きする『心因性疾患』。
だが心理職の立場から言えば大なり小なり全ての病は『心因性疾患』と言える。
心と体は脳により支配されていてこの三者は三位一体となり常、連動している。
『罹患する』と言うと余り耳触りは良くないが生物学的には致死性疾患でない限り初期疾患は実は生命維持の為態と罹患させている可能性が高い。
解りやすい例を出せば『風邪』がその好例である。
『風邪は万病の元』と言うように風邪から他の余病を引き起こしそれが致命傷となるケースも少なくない。
故に初期感冒の時期にしっかり体を休めて免疫力を回復及び強化して他の病に罹患しないよう敢えて体が休息を求め初期感冒に罹患させていると言える。
心因性もその一つ。
重篤な精神疾患に罹患する前に心因性の段階でストップを掛け生命維持に努める事で生命危機から脱せさせる。
そういう機能も体には実は備わっている物なのである。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿