常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年6月24日日曜日
『意識と常態行動心理学』
いつものように題名は厳ついですが中身はゆるゆるですw
人間の意識は『上層意識』と『下層意識』に大別される。
『上層意識』の方を一般的に『顕在意識』と呼び『下層意識』を『潜在意識』と呼ぶ。
所が実はもう一階層有るのである。
これが『中層意識』と呼び半覚醒状態の事を指す。
一般的に眠っている時は『下層意識』の方が働き覚醒している時は『上層意識』が働いている。
されど寝ぼけ眼の時や酔っている時等はこの『中層意識』が働いている。
『酒の上の過ち』とは良く酔っ払いの逃げ口上だが実は嘘。
酔っ払っていてもちゃんと意識は働いている。
されど大抵『酒の上の過ち』と言う位だから本人的には『消去したい記憶』な訳だ。
だから脳が一時的に記憶を脳が不都合を生じさせない為にブロッキングしているだけで『完全消去』している訳ではない。
『ヒプノセラピー』で催眠療法をしている時もこの『中層意識』はちゃんと機能しているので施術者が何をしたかはちゃんと記憶にある。
されどそれが本人的に思い出す事がお心を壊す可能性が有る物に関しては一時的にブロッキングされるようにできている。
されど似たようなシチュエーションが出てきた時それがフィードバックされ恐怖が呼び起こされる。
これが実は『トラウマ』の正体なので有る。
故に我々常態行動心理学者はその『消したい記憶』を完全に消す為に
『イレーズ法』と言う『心太方式』の『負の記憶追い出し法』により
『負の記憶』を脳から遠ざけ目に見えない位置にまで遠ざける事でトラウマ脱却を図るのである。
これだと『上層・中層・下層意識』にも常駐しないので『トラウマ』に悩まされず生活を送る事ができる。
『脳科学』の不思議である。
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