2012年6月14日木曜日

荷卸し症候群について

例えば大きな仕事や急な仕事の後次の仕事や用事を一時的に忘れる時がある。 其れを『荷卸し症候群』と呼ぶ。 人はその人が抱える問題が大きければ大きい程それを手放した空虚感は大きくその空虚感に脳が一時的に誤動作を起こし記憶の混濁を起こす場合がある。 その上位バージョンが『荷卸し鬱』と呼ばれるものである。 これも又、人間が持つ生命維持活動で有る。 脳の誤動作をそのまま受け入れていたらその衝撃に精神が持たない場合、精神破綻を起こしかねない。 それを防ぐ為一時的に記憶を遮断しそれで脳への衝撃を防ぐ訳である。 レイプや身内を目の前で殺されたり今回の大震災のように自然災害で一瞬にして身内を失った場合等多く見られる。 此れも又、脳の不思議、心の不思議である。

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