常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年8月12日月曜日
常態行動心理学的夏休み帳対策法
8月も半ばに来てそろそろ夏休み帳に本格的に手をつけなくてはいけなくなってきているお子さんや親御さんも居られるかと思います。私も御多分に漏れずで夏休み最終日に家族総出で夏休み帳を片付けた苦い経験があります。我々の世代は特にですがラジオを掛けながらもしくは好きなアーティストの曲を掛けながら夏休み帖をこなしていたものです。所謂『ながら勉強』。これを揶揄する向きもありますが私は特に夏に関してはこの勉強法はかなり有効性が高いと感じています。特に夏の騒音(児童の声、蝉の声、祭りの音)は他の季節よりも空気が乾燥している分だけ音の伝導率が高く更に暑さがその音により感じる不快感を増しています。ラジオや好きな音楽をヘッドフォンで聞くとそれらの騒音をシャットダウンできます。それは夏特有の不快な音を遮断し脳に掛かるストレスを軽減させる結果となります。更に音楽のリズムに乗ればその分勉強のリズムもそれに合わせる事が出来るようになります。音楽のリズムも勉強のリズムも実は同じリズムです。所謂バイオリズムと呼ばれる物と同じで周期的行動はその流れに沿うと仕事の効率が慣性の法則に従い惰性的に動いて行きます。平たくいえば『調子に乗る』という感じです。その意味において夏のこの暑い時期を乗り切る為に『ながら勉強』は勉強効率を高めるとても良い方法だと思います。夏休みも残り半分、『ながら勉強』でこなしていきましょう。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿