普通、『癒し』と言ったら『優しさ』の事を一般的には示すと思います。
されど時として『怒り』が人の心を『癒す』場合が有ります。
私は心理職としてはドSで知名度を得ています(笑)
されどそのドSの私に態々”怒られに”くる同胞が後を絶ちませんw
余程世の中にはドMな人が多いのでしょうかw
私の所へ態々怒られに来る”ドM”な方は経営者や女性起業家等社会階層が高い人が多い。
実はこれ、私がホスト時代から全く変わっていない顧客層(笑)
私は見ての通りのブサメンなのでルックスで売るタイプのホストではありませんでした。
私は所謂”説教ホスト”。怒られに来る顧客に”青筋立てて”リアルに怒る事が売りでした。
彼ら彼女らは普段取引先や家でも腫れ物に触る感じで誰も”怒ろう”としません。
それは人としての成長を止め、自らの進むべき方向性を時として失います。
彼ら彼女らは所謂牽引役ですから方向性を見失う事は即ち社会的ステータスを失う事にも繋がりかねません。
自らの方向性があっているのかいないのか?
もし間違っていたらそれを正してくれる存在。
そういう存在を彼ら彼女らは求めていました。
そして私と出会い怒られ方向性を示され安堵し自信を取り戻し自分の居場所へ戻ります。
私が心理職となった時一番最初に顧客になってくれたのはホスト時代の常連さんでした。
そして口コミで20年以上一切の広告を打たず今迄お仕事をさせて戴いて来ました。
それは多くの同胞の口コミのお陰です。
彼ら彼女らは異口同音に言います。
”他の人に怒られたら腹が立つんだけど、先生に怒られた時だけとても癒されます。不思議です、怒られて癒されるなんて。けど、先生は何時も真剣に怒ってくれてます。後先や保身を一切考えず全てを捨てる覚悟で怒ってくれている。その覚悟が私には凄く伝わってくる。その真剣さが凄く伝わってくる。この人は私の為に全てを捨てる覚悟で怒ってくれているっていうのが解る。だから嬉しいし凄く癒される。だからこうしてたまに怒られに来るんです”と。
私は笑顔で怒りながらこう返す。
”馬鹿野郎、てめえみてぇなドMがいるから俺の仕事が全然暇にならねぇんだよ。用が済んだらさっさと帰りやがれ”と。
同胞は満面の笑みを浮かべ深々とお辞儀をし、退出します。
私は笑顔で手を振り、見送ります。
こういう”癒し方”もあるんですよ。
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