2013年8月3日土曜日

催眠の種類とオリジナル催眠『seed療法』について



『催眠』には『睡眠催眠』と『覚醒催眠』の二種類がある。

前者は良くドラマ等で糸につけた五円玉を被験者の前で振り子のように揺らすアレ。

後者はそれを行わず会話の中でそれを行う。

前者の原理は至極簡単で人間の脳の疲労を利用した催眠法。

此処で何度も触れているように人間は恒温動物で急激な変化に弱い
故に変化に対してとても敏感に反応するようにできている。

裏を返せば変化のない状態という物に対してとてもストレスを感じるようにできている。

人間が感じる苦痛の中で最も耐え難い苦痛は五感を奪われる事である。

全ての五感を奪われる事は一切の情報が脳に流れないという事でこれは死を意味する。

実際に行われた実験では殆どの被験者が数時間持たなかったというデータが有る。

『睡眠催眠』は単調行動を繰り返す事で脳を疲弊させる事で催眠状態にする。

されどこの場合、施術者と被験者の人間関係の信頼度が大きく影響してくる。

更に被験者の性格も大きく催眠の掛かりに左右される。
つまり『かかりやすい人』と『かかりにくい人』がいる。

懐疑心が強く、自尊心が強い人、神経過敏の人等は罹りにくいとされている。

後者の原理は前者より少し複雑で覚醒した状態で潜在意識に直接脳に催眠を掛ける。

私の2000を超えるオリジナル療法の一つである『seed療法』はこの覚醒催眠である。

普通に対面乃至は電話で会話の中で私が発する言葉で”種”を相手の脳に擦り込ませる。

そしてその”種”を”発芽”させ”相手の口”から発せさせる。

相手は”種”を植え付けられているとは気づかず自分の言葉で発していると思い込む。

それを繰り返す事で失われた自信を取り戻し自分を取り戻し社会復帰を果たす。

乃至は”新たな自分”を幾つも発見し新しい自分で新しい人生を歩んでいく。

人に言わせれば高等テクニックらしいが、発案者である私は余りその意識がない(笑)

されど受けた人は全員、”施術前と後”では心の軽さが全然違うと言って下さる。
その瞬間は”我が意を得たり”と得意満面となるw

何より不要な”悩みの種”は除去し、”幸せの種”を心の土壌に蒔いてあげたい。

その一念で二十年以上心理職としてお仕事をさせていただいている

これからもその心を忘れずにお仕事をさせて戴きたいと思っている

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