常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年11月23日金曜日
秋の行楽を100倍楽しむ常態行動心理学的方法
紅葉の美しいこの時期は山登りやウォーキング等アウトドアを楽しむ人がとても多い。
その際自らの体力を気にされる方が多いが鍛えるべきは体力ではなく寧ろ気力の方です。
気力が充実していると長時間の移動でも疲弊感を余り感じません。
されど気力が減退していたら体力がまだ実際は有っても動けなくなります。
疲労感と言うのは実は体力の減退からくる物ではなくMonotonic behavior(単調行動、この場合は歩く事)により増して行きます。
移り変わる季節の風景の移ろいを目で感じ空気の匂いの変化を鼻で感じ気温の変化を肌で感じ囀る鳥や自然の音の変化を耳で感じ清流の冷たさを舌で感じながら移動する事。
季節を五感全てで感じ移動しながらも常自然の変化を感じ取る事。
つまり移動時の単調行動の疲労感を如何に回避するかが大事なのです。
休憩時大事なのは体力を回復する事だけでなくこの単調行動からの脱却こそが休憩の一番の目的です。歩く事を一時休止する事で単調行動から脱却できそれは係るストレスという荷物を其処に下ろす行為でもあります。
言うなれば『荷下ろし鬱』の逆バージョン。
この場合は『荷を下ろす事』が『鬱屈した感情をクリアにする行為』となり活力の回復に繋がります。
体力の回復とは実は精神力の回復でもあるのです。
スポーツ選手も素人も人間としての器に大差はありません。
筋力や運動能力よりも大事なのは気力です。
私はメンタルトレーナーとしても多くのスポーツ選手を育成してきました。その際一番気を配ったのがスタミナ回復を如何に効率的に行うか。
既述の様に体力回復の鍵は気力の回復です。
その方法を伝授し様々なスポーツで結果を残させて来ました。
どうか秋の行楽シーズン、気力満タンでお楽しみください。
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