常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年11月18日日曜日
精神疾患は神経系と環境系に大別される。
精神疾患は主に神経系と環境系に大別される。
神経系の代表格はLDやアスペルガー症候群等
環境系の代表格は社会適応障害、不安神経症、パニック障害等である。
主に前者は治りにくく後者は改善が可能だと一般的に認知されている。
だがそれは少なくとも私の経験上正しいとは言えない。
LDやアスペルガー症候群は一般社会的認知ほど実際は重病ではない。
寧ろそれを重病とし社会から隔離し社会との隔絶を図る事でより御本人の精神的負担及び不安を増大させ病を助長させる事に繋がる。
お心の病は時間は掛っても必ず改善が可能であるし社会復帰は叶う。
事実アスペを患っておられながら社長で妻で母親という人を友に持つ。
高校時代LDと診断を受けた女の子は現在人を指導する立場の仕事に就いている。
病を病としそれを重病視させ多くの医療報酬を得んとする守銭奴の誤診に惑わされてはなりません。
環境系疾患は環境を変える事で改善は十分可能である。
環境系疾患の多くは五感情報の誤動作が原因で起こる。
これは心理学会でも案外知られていない事実である。
これこそが我が専門領域である常態行動心理学の妙である。
生まれ育った環境の中で煩われたお心の病の多くは環境を改善する事で改善しそれを常態化させる事で元の環境に戻ってもキチンと社会適応可能とする事ができる。
一度フレーミングされた枠を外し自由にしその上でリフレーミングさせ
元の枠に戻せば自らの大きさを再確認出来るので狭い枠の中でも自由に行動が叶う。
環境系疾患の多くは生育期における負の記憶(無意識記憶)が原因だと考えられる。それは精神安定剤等の処方では決して治らない。
一時的に改善をした都思われてもそれは錯覚であり完治には程遠い。
それが治っていないと知った時の衝撃はそれを治療する前より大きい。
すると西洋かぶれの馬鹿医者は薬を変えたり量を増やす事で対応する。
投薬治療自体に問題があるのにその根本を変えずして治る筈がない。
薬品会社と結託し医療報酬をせしめんが為の治療では治る病も治る筈はない。お心の病は最大公約数的見方ではなく最小公倍数的見方をせねば絶対に治らない。
既述だが統計学ではなく分析学である。
集積論ではなく堆積論である。
他者との比較ではなく御自身との比較において分析されるべき物。
そこに考えが至らぬ限り絶対にお心の病を治す事は叶わない。
それを是非医療従事者は勿論罹患者も念頭において考えて欲しい。
お心の病はお薬や他人任せで治る疾患ではない。
治癒者と罹患者共に手に手をとって病に対してぶつかっていかねばならぬ物であり治癒者はその力を罹患者に与え罹患者はその戴いた力で自らが病と対峙しそれを退けねばなりません。
あくまで治癒者は共に病と戦う仲間であり完治の頂きまで共に走る伴奏者であ治癒者自身が矢面に立ち戦い代走する物ではありません。
それをどうか失念なさいませぬようお願いを申し上げます。
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