常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年11月18日日曜日
受験生必見?!!北風と太陽と心理学
○○しなくてはいけないのに実際は××であるという状況は誰にでも起こりうります。
例えば仕事しなくちゃいけないのに眠いとか、勉強しなくてはいけないのにやる気が出ないとか。
そういう場合人は○○の方へお心をフォーカスしそれを強制的にさせようとします。
されどこれは実は逆効果。
当節流行りの『北風と太陽』で言えば、しなくちゃいけないは北風であります。北風なれば当然旅人は羽織を強く羽織り抵抗します。
これが脳内の働きであります。
願望に対してその願望が強すぎると脳はその願望を否定と捉えその否定の方を実行します。
英語でも『must』〜せねばならないと言う命令形であり根本は否定形。
それを肯定にするためには『not must』にすればいいのです。
つまりかっこ『しなければいけない』を一度脳で放棄する事です。
すると脳は『しなければいけない』を消去し否定が消えます。
『否定』が消えれば当然其処には『肯定』が残ります。
後はその『肯定』に従い事を成せば良いのです。
『心理学』『脳科学』『神経学』の根本概念は案外簡単なのです。
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