2012年11月14日水曜日

常態行動心理学から見た行動原理の不思議について

行動心理学(behavior psychology) は行動からその人の心を読み取る方法と心からその人の行動を探る方法の二種類がある。 心の動きが行動に出て行動の変化が心の変化となって出る。 我が常態行動心理学はそれを常態行動心理学(日常生活における無意識行動)に求め研究し原因を特定し心の病を改善完治する学問である。 実は昨日面白い場面に出くわした、登場人物は二人。 私の市内のセラピールームとして使っている山口グランドホテルの受付嬢とクリスチャンで英語講師の『聞き屋』という所謂愚痴聞きを路上でやっておられるある某嬢。 前者は所謂”可愛い系キャラ”であり後者は”ボケキャラ”である。 だが前出の通りそれは”キャラ”であり御本人が演じておられる物。 実際の中身は”可愛い系キャラ”でも”ボケキャラ”でもない。 前者の方はセクシー艶女系で後者はハリウッド女優ばりのできる女系である。だがそれは彼女達の様相からはとても想像ができる物ではない。 だがそれを私は会ったその日に何れの方も見抜き度肝を抜かれた。 では彼女達の何処を見てそれを判断したのか? それこそが”常態行動心理学”の妙であり醍醐味である。 意識は上層、中層、下層の三層に分かれている事は既出である。 この場合注目すべきは下層と上層意識の二つ。 ”演じているキャラ”は上層意識の領域。 ”実際の立ち居振る舞い”は下層意識の領域。 そしてこの”常態行動”には”下層意識”が反映されやすい性質を持っている。だがその表出方法は何も大きく異なる。 前出の受付嬢の場合それは”リップメイク”に現れていた。 他の受付嬢が業務の関係上からか割と大人しめであるに反して艶やかで鮮やかな発色が多くそこだけが”可愛い系キャラ”とは相反していた。 後出の英語講師の場合それは”トイレに立つ時の足の運び方”に現れていた。いつもは明るくオーバーリアクションの彼女だが歩く時の歩き方はとても落ち着きがあり下を向いて”素の自分”に戻っていた。尚且つ顔は下を向きその顔には笑顔がなかった。 本当に彼女達のキャラが”本物のキャラ”であるならば既出のような行動にはならぬ筈である。だがやはり”演じているキャラ”と”自らが求めるキャラ”の違いは必ず”立ち居振る舞い”に出る。 今回は”肉体的身体的行動”のお話だったが実は”表出方法”は”ボディーアクション”だけではない。 ”書く文字”や”紡ぐ文章””選ぶアイテム”にもその人の立ち居振る舞い”求めるキャラ”のキャラクター性は思い切り現れている。 ”常態行動心理学”はこうした”日常生活の裏に隠れた普段の日常生活では中々気づけない行動原理”から”心の中の真実”を見つけ出し其処から”心の病の根本原因”を探り除去する為の我が1000を超えるオリジナル理論の内のメイン心理学である。

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