常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年11月23日金曜日
児童文学が大人には読み難い常態行動心理学的根拠
『児童文学』は大人には読みにくい文章です。
何故なら対象層が違うから。
児童文学の読者対象層は児童。
当然漢字を少なく平仮名を多く利用しています。
人間の脳は普段読み慣れている文章で脳処理を行っています。
其処にいきなり平仮名多用文章を読ませられると脳はその視界情報変化に戸惑い理解力を落とします。
それを読んでいる大人は解らないので児童文学なのに読むのに時間がかかりすぎると焦ります。
焦ると当然理解力は落ちます。
これが大人が児童文学を読み難くしている大きな要因です。
児童文学と大人が読む純文学は全くの別物です。
英語を理解できない人がいきなり洋書を読むのに等しい行為。
それを克服する為には洋書の時と同じ。只管読み漁る事です。
読み漁る事で脳が児童文学の文体や文脈作りを理解します。
当然平仮名多用文章も脳が認識し馴染みます。
そうするとスラスラ読めるようになります。
児童文学だから読めると過信すると大きな落とし穴が待っているので御注意をw
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