常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年11月22日木曜日
この時期の頭痛、胃痛、胸痛には御用心。
この時期寒さの為に腹痛を訴える人が多い。
中にはこれに胸痛や頭痛を訴える人もいる。
それぞれ胃腸科や外科や脳外科を受診しそれぞれ処方箋を頂く。
それで症状が改善される場合は良いが実際中々症状緩和が困難であるという人も少なくはない。
それもその筈、これらの症状の元は実は意外な所にあるからである。
それは空気の乾燥及び初期感冒による咳が原因だからである。
意外と知られて居ないが咳一回の運動量は腹筋数回に匹敵する。
これを一気に多い場合一度に10回以上する場合があるのだからその場合の運動量は相当の物。
裏を返せばその分多く腹筋に負担をかけている。
そうなれば腹筋肉疲労からくる腹痛があっても何ら不思議は無い。
この時期の腹痛の原因の一つにこれがあげられる。
咳の衝撃が原因の病は実は他にもある。
咳をするとその衝撃は胃だけでなく胸筋や頭骨にも影響を与える。
咳をする際痰が出やすいようどうしても前傾姿勢を取ってしまう。
すると先ず肺胞が塞がりそれがより胸筋を縮め負担をかける。
更に首の筋肉に負担をかけ咳自体の反響が頭骨に影響を与える。
そうすると頭や胸に多大なる負担を掛ける事になる。
特にスポーツ選手や胸の豊かな人はその分胸筋が発達している為に
より多く衝撃が走りそれが痛みの元となる。
更に運動量が多いという事はその分発生する熱量も相当な物となる。
それ故に咳をすればするほど体全体が熱を帯び風邪の症状に酷似し周りの罹患者の様相も影響し風邪と勘違いをする人が多い。
そりゃあ筋肉疲労なら頭痛薬や風邪薬、胃薬で治る筈が無い。
未だこれを知らずにそれぞれの科の医者が処方箋を出すのは理解が出来ないではないが中にはそれを知っていて医療報酬を得んが為態と処方箋を出す守銭奴医者も居る。
医療費も当節馬鹿にはできない。
くれぐれも上記理由による痛苦を勘違いし不要な医療費を態々医師免許を持った詐欺師にくれてやらぬようご注意下さい。
『餅屋は餅屋』というけれどその『餅屋』が正直な商売をしているとは限りません。何事も先ずは疑って掛かるセカンド、サードオピニオンを求める事も大事です。
先ずは罹患者自体が自らの体の状態を具に観察しある程度の予測を立てる必要も今後は出てくるでしょう。
自らの身は自らで守る。
先ずはこれを念頭に年末年始を明るく元気に過ごしましょう。
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