2012年11月9日金曜日

『凶器』が『凶器』たり得るのはそれを持つ者が『狂気』である時のみである。

『凶器』が『凶器』たり得るのはそれを扱う者が『狂気』である場合であり『凶器』を扱う者が『正気』であるならばそれは『凶器』にはならない。 『凶器』とは『凶々しい器を持ちし者』の意だからである。 『凶器』を持つ者全てが『狂気』である訳ではない。 寧ろ『正気』の者が『凶器』を持った時それを見た者がそれを『狂気』だと認識する事によって『狂気』となった結果『凶器』となるケースは決して少なくない。 私も嘗て『凶器』を持つ『正気』の人間を説得し『凶器』を下ろさせ更生させた事がある。 どうか『凶器』を持つ者を『狂気』にはしないであげて欲しい。 それは本人のみならずそれにより傷つき奪われる命を持つ者にまで影響が波及するのを防ぐ為である。 人々の『凶器』に対する異常な恐怖心が人を『狂気』にする事もあるのだという事をどうか覚えておいて欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿