常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年6月5日火曜日
頑張っても頑張っても結果が出ない人必見です!
頑張っても頑張っても結果が出ず悩んで居る人は多い。
自分自身も周りもその頑張りは皆が認める所なのに。
何故頑張っても結果が出ないのか?
それは『頑張りが足りない』のではなく『頑張る方向が違う』からである。
例えば硬い瓶の蓋を開ける際右方向に蓋を捻れば開く物を逆方向に蓋を回すに等しい行為である。
そりゃあ締めてんだもの、開く筈が有りませんw
そういう時私は『頑張れ』と鼓舞するのではなく『頑張るな』と一度立ち止まる事を勧めて居ます。
そして今一度今迄のやり方とその対象物を良く見比べる事を勧めます。頑張る人は人が言わなくても頑張れる人ですから鼓舞は不要なんです。
寧ろ大切なのは『木を見て森を見ず』に陥らせない様にする事。
一度対象から離れ大局を見据えてみると案外自分の行動の中に何らかの見落としが必ずある筈なんです。
それは完全なる間違いではなく一寸した勘違いや思い違いという物。所がこの一寸した勘違いや思い違いはその物に集中している時には近視眼的となり自分も周りも見落としがちなんです。
故に一度『頑張る』事を止め休憩し心を落ち着かせその場を少し離れ遠まきに対象物を見てみると案外その自らの『見落とし』に気付くものなんです。
だから『頑張れ』と鼓舞したり『焦るな』と制止したりは余り周りがしちゃあいけないんです。
寧ろ『焦る事』、『間違える事』を『悪い事』だとする考え自体を変えるべきなのです。
人間誰しも最初に取り組む物には緊張し悩み焦り失敗をする物。
その中で何故緊張し焦り失敗したかを学びそれを次回の挑戦で活かせばいいのです。
緊張する事を覚え学べば緊張の理由が解り緊張しなくなります。
悩む事を覚え学べば悩み処が解り問題解決の糸口が掴めます。
焦る事を学べばどうすれば焦るかを知り焦らずに済みます。
失敗をすればその原因が分かり次回から失敗率は減ります。
繰り返す毎に人は其処で学習し注意深くなり成功率も上がります。
『転ばぬ先の杖』を得る最良の方法は実は『転ぶ事』なのです。
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