2013年11月7日木曜日

人の死について常態行動心理学的に分析する♪

先頃川上哲治元・読売巨人軍監督の逝去に巨人ファンは元より多くの野球ファン及びスポーツを愛する全ての人の涙を誘いました。 巨人ファンならずとも野球界及びスポーツ界にも多大なる功績を残され日本におけるスポーツ文化の育成や発展に寄与された功績は世界の人々も知る事と思います。 氏の逝去に触れて人の死が遺された者に与える影響について改めて考えさせられました。 嘗て某有名グループのメインボーカリストが麻薬に手を染めて実刑判決を受けてメンバーのグループ残留要請を固辞、グループ脱退が世間を賑わせました。 氏が麻薬に手を染めるきっかけとなったのは最愛の奥様の死でした。 私自身5年以上前に長患いの結果、父を亡くしその喪失感から心に空いた穴を埋めるに当たり数年を要し、今もまだ完全に喪失感から抜け出せない自分がいます。 それは脳の誤動作にその原因があります。 長年連れ添うと脳はその人の存在を風景の一部と認識しその人の存在や含めた五感情報を常、集めます。 されど人の死によりその人が消える事により五感で感じていた情報がいきなり喪失し失われたデータの喪失により脳が誤動作を起こしそれが生命危機に陥らない為に記憶の補完機能により脳から徐々に五感情報をアップデートする事で脳に与える打撃を抑える為に人は涙し記憶に深くその人の存在を刻むのだと考えています。 阪神淡路大震災及び東日本大震災時にも私はメンタリストとしてこの事を現地スタッフに伝え多くのご遺族のメンタルケアに務めました。 これからも私は私自身身内を失った悲しみを克服した経験者として同じ身内を失ったご遺族の悲しみと寄り添いながら悲しみからの脱却に寄与したいと願いつつ今日も元気に頑張りましょう。

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