常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年11月8日金曜日
『ストレスを感じると暴飲暴食に走る常態行動心理学的根拠について♪』
人によりストレス発散法は様々♪
カラオケで歌いまくる人。
パンチングマシンで殴りまくる人。
酒をのみ叫ぶ人。
兎に角只管食べまくる人等々。
人に危害を加えたり自らのストレス発散の為に誰かに新たなストレスを掛けない限りストレス発散法は自由で良い。
特に食に走る人は国内経済活性化に一役買ってくれているので寧ろ経済学的には喜ばしい限りである。
されど何故人はストレスを感じると食に走るのだろう?
実はその理由は噛む事と排泄する事に大きな理由がある。
人間が他の生物よりも進化したのは二足歩行を覚えた事と早くから噛む事を覚えたからである。
細胞学的に細胞は刺激により分裂しその数を増やし成長していく。
噛むという行為はこの細胞の成長に実に密接に関係している。
噛む事で脳に刺激が行きそれが細胞を活性化させる。
それは同時に遺伝子情報のアップデートの意味を持っている。
人間がストレスを感じるのは変化が滞った時にストレスを感じるようにできている。
例えば思うように事が運ばなかったり人が言う事を聞いてくれなかったり。
それは自らの行動の進行を何れも阻害する行為であり変化を阻害する行為である。
人間の脳は刺激と反応により成長進化している。
逆を言えば刺激がなければ何の反応もなくそれは脳の退化を示している。
其がストレスの正体である。
それを噛む事で脳に刺激を与え止まっていた細胞の成長を促す事でストレスの軽減となっている。
同時に物を食べれば必然的にトイレに行き排泄したくなる。
この排泄行為は人間の三大欲求の内の一つである(残りは食欲と睡眠欲)。
食べる事と出す事、そして満たされて寝る事。
これで人間の三大欲求は全て満たされる。
故に人はストレスを感じると食に走るのである。
されどそれも過ぎたるは及ばざるが如し。
後で体重計に乗り新たなストレスを生まぬよう御用心御用心♪
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