常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年11月27日水曜日
『国益』に対する常態行動心理学的解釈について♪
今回は『国益』のお話。
先ず『国益』とは何か?
『国の利益』とは『国が国として機能する為に必要な利益』の事をさします。
では『国が国として機能する為に必要な事』とは何か?
それは『その国に住む住民の国に対する信頼』です。
国民がその住む国に対して充分な信頼を置き、国の繁栄の為に労働力を提供する事。
それが国益の元です。
そして国の繁栄の為に労働力を提供するに当たり必要な事は労働者間の信頼関係を築く事です。
では本国会で可決され全国で抗議行動が既に起こっている『特定機密保護法』は『国益を守る法律』なのでしょうか?
答えは否です。
互いの言動がもしかすると違法行為とされ投獄される恐れがあるとならば互いが疑心暗鬼となり信頼関係は揺らぎそれが互いの結束力を弱め、それにより労働力が減退し、そして国益を損ねます。
この法案の適用範囲が日本国民に限定されているならば在日外国人に対する日本人による風当たりは益々強まり外国人労働者の国外退去に繋がります。
もしも国内全ての居住者を該当とすれば在日外国人の母国政府からの猛抗議を受ける事となります。
何れにせよ本法案は国益を守るどころか国益を損なう結果にしか結びつきません。
その事を今一度政府には熟慮戴き、廃案にして頂きたいと願いつつ今日も元気に頑張りましょう。
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