常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年11月9日土曜日
常態行動様相心理学について♪
『常態行動様相心理学』とは私の2000を越えるオリジナル心理学の1つ。
その人の立ち居振舞いからその人の職業、居住地、過去を探り今現在のお心の病の根元が何処に有るかを探る心理学。
深層心理学の亜流だと思って貰えば当たらずとも遠からずである。
例えば母は元看護師で手術場経験者。
勿論私の入院先の病院では母は昔の職業について何も語らぬが古株の看護師には母が元看護師である事はバレバレである。
それは母の私に対する接し方や病院器具の呼び名の呼び方で解る。例えば導尿カテーテルの事を母はドレンという。
此れは病院関係者でなければ解らない呼び名である。
同様にコッヘル等も同様である。
又、医者が回診に来た時の介助の仕方も素人ではできない手際よさである。
勿論その殆どは私を生んだ後に母が学んだ事だというがそれはそれ。
『昔とった杵柄』が活かされない訳がない。
上記の例を見ても解る通り職業人は須くその職業人でなければやらない行動や言動を無意識に行っている。
此が『常態行動心理学』の妙である。
そしてその職業が解れば何故その職業に就いたかその理由も明らかとなる。
その理由の一つに必ず居住地の影響は切っても切れない関係にある。
単に家業を継いだとしてもその職業により居住地の選定は容易である。
又、その居住地でしか、取れない物や売れない物、その居住地で多く取れる物や売れる物がある。
その取れる物、売れる物により性格や趣味嗜好も浅からず影響を受ける。
例えば漁村出身者の多くが現在人手不足に悩み後継者問題に悩まされている現実がある。
漁師になる若者の中にはそういう現実から逃避したくて都会に出る者も居るしそういう現実から逃げず受け入れて漁師になるものもいる。
漁師になる事から逃げて他の職業についた者の中には魚や海や釣りといった海関係に過剰反応する者も居る。
それは自らが小さい頃から漁村で育ち将来を半ば決められそれに抗い都会へ逃げてきた負い目から来るものである。
逆に受け入れた者の中には少しでも地元の為にと逆に魚関係の話になると熱くなる人も居る。
それは漁師という仕事に誇りと責任を持ちそれ故の熱さと言うべきである。
又、普段食べている魚や好きな魚、嫌いな魚から居住地をある程度選定可能。
そうなるとどういう人生を歩まれてきたか?それを推し量る事も可能となる。
こうしてその人の立ち居振舞いからその人の凡る情報を集めお心の病の根本を探りそして病巣を除去していく。
これも心理職には求められるスキルのひとつである。
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