常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年5月24日木曜日
どんな人にも人にはそれぞれ固有の専門分野がある
人にはそれぞれ固有の『専門分野』と言うものが有る。
何も職業に就いている人や専門的肩書きを持つ人だけが『専門分野』を持っている訳では無い。
例えばご近所に必ず一人は昔居た『御意見番』。
専門職でも肩書きもちでもない何処にでも居るおっさんだが伊達に年は食っちゃいない。
専門家でも知らないような知識を彼ら彼女らは『経験的』に持っている。
『知識』と言う物は私は『生もの』だと思っている。
つまり使わなければ腐って使い物にならなくなるといういみ。
知っている事が大事なのではなく、それを活かす事が大事。
専門職の人間に良くありがちな台詞『◯◯の分野では』と前置きをする方が専門職には多い。
私もその一人。
されど余りこの言葉は普段使わぬ様にしている。
使用する場面は同じ職業に就いている人の前に限っている。
何故なら同業者ならばそして真面目にその仕事に従事し『活きた知識』を持っているなら知っていて当然の事だからで有る。
だが悲しい事に私がこの言葉を吐きし相手は大抵『賞味期限切れの知識』しかお持ちではないようだ。
何故なら私が述べた後大抵の場合言葉を詰まらせ話題をかえるか何故か急に用事を思い出され退席される方ばかりであったから(笑)
『◯◯の分野では』と述べる前にちゃんと『◯◯の分野』の『活きた知識』を持って反論なり自論なりを展開して戴きたい。
そうでないなら興ざめだし時間の無駄だ。
須らく地球上に住んでいる生き物は有限世界で生きている。
何故なら母なる星、地球自体が有限世界の存在物だから。
なれば限られた時間の中でなるべく『無為な時間』は過ごしたくない。
そんな時間を費やすなら次の新しい理論を構築する方が余程充実しているし意義深い。
私はそう考える。
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