常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年5月11日金曜日
性別の心理学〜或いは雄と雌の認知心理学〜
人間だけでなく雌雄同体を除き大抵の生物は雄と雌に分かれている。
フェミニズムに於いてはこれらを優劣で持って論じ女性の優位性をといている。
それ自体を否定する物ではないが心理学的には雄と雌に分かれている理由は生物学的種の保存法則に則って居るだけで無くお互いの違いを認識し
それが故に自分という存在を深く認知する為であると考えられる。
身体的違いやその身体的違いからくる思考形態の違いなど凡ゆる"性差"を知る事により自己の理解を深めんが為である。
どちらが優れていてどちらが劣っている等と言う優劣においての差ではないと考えている。
五感情報の内最も顕著に脳に情報が行き刺激を与えるのは視覚である。
故に男女の性差を視覚的に先ず捉える事で自と他の違いを認識しそれを元に自らの理解をより深める事ができる。
もしも性差が単純に優劣の差なればどちらか一方が歴史的に淘汰され存在し得ない筈。
されどどちらの存在も歴史の中で脈々と生き残り現在に受け継がれている事が性差が力の優劣ではない事を指し示している。
"違いを理解し違いを認知し自らの深い理解をするため"に性差は存在する。
そう考える事が出来ればもっとお互いが高め合える存在となりお互いの必要性が理解できると私は考えている。
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