常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年5月30日水曜日
指導者が行うは指導であり命令に非ず
軍国主義の時代ならまだしも民主主義となり久しく有る現代において号令一下、命令で人を動かす事はできない。
『言う事を聞かせる』とは『社会的規範に準えて言う事を聞かせる対象が社会で困らない様にする為の指導』であり『自らの思い通りに動かす為の命令』では無い。
人はロボットに非ず、人は感情も理性も自尊心も持ち合わせ物言わぬ動物では無く物を言い解する能力を持ちし知的生命体である。
『自分の欲求において言う事を聞かせる為の命令』で人は動かじ、『その人をよりよく導く為の導き』においてのみ人はその人の意見に従う。
我は誰の命令にも従うつもりは無い、例え相手が国家権力であろうが悪漢で有ろうが我が自尊心において命令に従うつもりは更々ない。
されど我を思い我を良き導きにおいてより良き方向へ進ませんが為の讒言、忠言、苦言なれば素直に従い改善すべき事は改善し努力をする物である。
いきなり見ず知らずの者が我が前に現れ自らの権力や暴力で従わせようとしても無駄な事である。
我が生命を落としてもその命には従わじ。
その気概でもって権力や暴力に訴え従わせようとする輩に立ち向かえば相手も無理に従わせようとはせぬ筈。
人は無理だと解った事に時間を割く事をせぬ種族である。
その気概を常、我が心の中心におけば虐めや誤認逮捕やセクハラ等あらゆる犯罪はかなりの確率でその発生率を落とす事が出来ると確信す。
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