常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年5月25日金曜日
瀬木式お気楽極楽カウンセリング🎵
『先生、人の話ちゃんと聞いてます?』
同胞は不満そうな顔をして私の顔を覗き込む。
『あぁ、ちゃんと聞いてるよ。つまり今君が抱えている一番の問題は○○何だろ?』
『え?そうなんですか?わたしはてっきり××の方かと(^^;;』
『確かに外面的単面的にはそうなる。されど人間という存在が理性と欲望という相反する感情を同梱せし二面体である事を考慮すればその時点で多面的な訳だろ?しかも実際の人間はそんな二面体なんてもんじゃない。数面体、数十面体にも成り得る訳だ。相手をする人の数だけそれぞれ接する人格が異なり更にその日のメンタリティーも加味されればその数は相当数にも及ぶ。その中で今君を悩ませている悩みの本質を考えれば自ずと答えは導き出せるという物さ』。
『すげぇ!けどじゃあなんで先生は真面目に聞く振りをしないんですか?』
『あのな、唯でさえ話の内容は思いんだぞ?その重い話を更に重くしてどうする?それで楽しいか?』
『なるほど、確かに』と同胞は頷く。
我が元に来られる方は皆最初は一様に真剣な面持ちで暗い顔でこられる。
そりゃあメンタルに問題がありゃあ笑顔で来れる筈もない。
その上に此方が真面目腐って重い顔をすれば同胞の心はもっと重くなる。
最初はチャラ男に見せて置いて後でビシッと決めるべき所は決めて置けば後はお気楽極楽で良いのだ。
そうすれば同胞も心を必要以上に重くする事は無く気づけばその重みすらなくなっている事に気付く。
それがいつもの私のやり方である。
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