2012年3月5日月曜日

同調行動と常態行動に見る種の保存の法則について

『親はこの鏡、子は親の鏡、ほんに二人は合わせ鏡』と都都逸にもあるとおり子は親の真似をしながら日々成長して行きます。 多くの場合幼児期における学習が取り沙汰されますが然に非ず。大人となってもやはり『子は親の真似』をするものです。 例えば口調、例えば癖、例えば思考形態や志向性等ありとあらゆる場面において『子は親の模倣』をしながら死ぬまで成長し続けます。 これこそが生物学的における『種の保存』の性質であると言えます。 遺伝子レベルで基本的な部分の模倣はできてもそれ以外の模倣については脳の学習機能に依拠し日々の生活の中で無意識的に学んで行きます。 これも又『常態行動』の一つと言えます。 幼児期における子の同調行動(シンクロニシティビヘイビア)は子が人となるべく必要とする基礎学習。 それ以降の無意識的同調行動は人となるべく必要となるものでは無く遺伝子レベルで子孫を残す為に必要な応用学習。 某ルパン三世のコピー人間(マモー)のように原子レベルでコピーせずとも元々遺伝子レベルでコピー機能を人間は内包しているのです。 故に『人のふり見て我がふり直せ』では無いけれど模倣対象となる親がちゃんとした態度を子に示さねばならないのですw

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