常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年3月28日水曜日
『可能型激励より限定型激励の方がモチベーションは上がる』
褒め方は『可能型激励』と『限定型激励』の二種類に大別され人は前者より後者をより好む。それは生物学的根拠に基づいている。
例えば上司が部下を褒める際"君でもできるから"と褒めるより"君にしかできないんだよ"と褒める方が明らかにモチベーションの増減が違います。
それは生物学的生存本能を刺激するから。
前者は大同小異でその他大勢の中での評価にすぎずフォーカシングは広い。
後者はその逆で大勢の中での限定となりフォーカシングは狭い。
前者は上司により必要度が低いが後者は必要度が高い。
大切な事はこの"必要度"である。
"必要度が高い"と周りが自分を助け自らの身はより安全となる。
"必要度が低い"と周りは自分を無視し自らの身は危険になる。
硬い鱗も鋭い牙も持たず自らの力で身を守る術を持たない人間が生き残る唯一の方法は敵からの注目を逸らす事。
その為には自らの周りに自ら以外の存在を多く配する事が必要なのです。
心理学的に理解をできると褒め方一つで随分自分への評価は変わるのですw
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