2012年8月10日金曜日

『容認』は『継続』である。

親や教師や上司等社会的地位が高い者から理不尽な扱いを受けたとします。 その際貴方ならどうしますか?黙って受け入れますか?それとも反抗しますか? 私はそのどちらも選ばない、マハトマ・ガンジーのように『非暴力・不服従』を貫きます。 つまり相手に喧嘩は売らないけれど理不尽な扱いを受けた事を心の中で完全否定し絶対に肯定しません。 実はこれとても重要な事なのです。 『理不尽な扱い』に対して『肯定』してしまうと脳はそれを『正当化』し納得させます。 されどこの『正当化』は勿論間違いであり『不当』な物です。 自らが傷つき損益を被る事を逃れる為の『自己防衛策』。 されどそれを脳は『肯定』し後へ『継続』していきます。 つまり自らが上の立場に立ち指導する側に立った時同じ行為を繰り返す危険性があるのです。 それは自らが受けた『不当な扱い』を『肯定』してしまったが故の過ち。 そしてこれが『DV』の正体でも有ります。 嘗て親から受けた『理不尽な扱い』を『理不尽』とせず『肯定』する事で心の逃避行動を起こせばその場は楽ですがそれが脳に『正しい事』として認識され又、自らの子にDVを繰り返してしまうのです。 それを防ぐ為には表立って反抗はしなくても良いが決して心でそれを『肯定』せず『拒否』する事。 その事により脳は自らが受けた『不当な扱い』を『間違い』と認識し同じ場面に出会った時の歯止めと成ります。 どうか『不当な扱い』を『肯定』しないで下さい。 貴方の為そして未来の担い手の為に。

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