常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年8月12日日曜日
『歴史』に『正史』は存在しない。
『ツタンカーメンの謎の死』についてのドキュメンタリーを見た。
確かに現代科学の最先端の研究により今迄明らかにされなかった部分が明らかにされ新たな事実や解釈も生まれてきた。
だがそれら全ては『憶測』に過ぎず『想像の域』を脱する物ではない。
確かに『科学は嘘をつかない』。
されどその科学を作った人は平気で『嘘を付く』。
まして現代解釈と当時の解釈では大きな隔たりがあって然るべき。歴史書や壁画の解釈も当然今と昔とでは大きく異なって然るべきである。
『真実』は一つ…では無い。
『真実』はそれを『真実』だと信じる人の数だけ存在する。
嫌、もっと正確に言えば『真実を真実だと信じない』人の数も又、今一つの『真実』としてカウントされるべきものであろう。
『歴史』を作るのは『人』である。
そして『人』と言う存在が『不確かな存在』である以上その『人』が紡ぎ出す『歴史』も又、『確かな存在』ではない。
只、唯一確かな事、それは『在った』と言う事だけである。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿