常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年8月15日水曜日
『トラウマ』の常態行動心理学的解釈
『トラウマ』とは過去の忌まわしい記憶、例えば身内の死や災害、虐めやDV等を想像される方も多いと思うが実際はそれよりも多いのが常態行動的トラウマである。
例えば禁止。
じっと親から在る物や行為自体を厳しく禁止され続けた場合、それ自体がトラウマとなり大人となってもそれを五感で感じる度に激しい拒否反応を示す。
酷い場合はそれを周りから除去為る為に犯罪行為に走るケースも在る。
私が過去扱ったケースだと母親が我が息子を性愛的に溺愛し母親以外の女性を汚らわしい存在だと言い続けそれが脳に刷り込まれた結果『女性嫌悪症』となりそれが元で『引き篭もり』となったケース。
この馬鹿母親、息子を社会復帰させたいという気持ちはあれど女性は要らんと言う頭のイカレタ女性。
私はセラピー中は別室で母親とは完全に引き離し『seed療法』にて母親から受けたトラウマを完全除去し女性が汚らわしい存在ではない事を教え込んだ。
結構な時間を要したが見事彼は『引き篭もり』から脱却。
社会復帰と同時に日本を離れ海外で結婚、結婚報告だけ実家に送りその後彼が日本の地に足を踏み入れた事はなかったという。
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