常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年8月10日金曜日
人が法を守る本当の理由
多くの学校で多くの指導者が法を守る意味を生徒に説いている。
多くの指導者は『法を犯す事により刑罰を課されるから止めましょう』と教えるがそれは間違いである。
本当に『法を守る事の意味』は『自らの身を守る為』である。
犯罪を犯せば犯罪者としてレッテリングされ社会生活を潤沢に送れなくなるだけでなくそれによって被害を与えた者から深いマイナス思念による負の影響を受け被害に遭い易くなる。
『因果応報』の意味は実は此処にある。
信号無視をしスピード違反をする事により事故に遭い死亡するかもしれない。人を殺める事でその人乃至はその関係者から受ける筈だった利益や庇護を失うかもしれない。
一見すると無関係に思える人でも人間は必ず何処かで全ての人達と何らかの関わりを持っている。
事実、昨日迄顔も知らない見ず知らずの人と出会い友となり或いは家族となっているではないか。
そうして人類の歴史は連綿と綴られ今が有る。
独り善がりで犯罪を侵す事で自らに不利益を与えない為にも犯罪に手を染めてはならないのである。
多くの受刑者とセラピストとして謁見し私が彼ら彼女らに説き続けている事である。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿