2012年8月10日金曜日

人が法を守る本当の理由

多くの学校で多くの指導者が法を守る意味を生徒に説いている。 多くの指導者は『法を犯す事により刑罰を課されるから止めましょう』と教えるがそれは間違いである。 本当に『法を守る事の意味』は『自らの身を守る為』である。 犯罪を犯せば犯罪者としてレッテリングされ社会生活を潤沢に送れなくなるだけでなくそれによって被害を与えた者から深いマイナス思念による負の影響を受け被害に遭い易くなる。 『因果応報』の意味は実は此処にある。 信号無視をしスピード違反をする事により事故に遭い死亡するかもしれない。人を殺める事でその人乃至はその関係者から受ける筈だった利益や庇護を失うかもしれない。 一見すると無関係に思える人でも人間は必ず何処かで全ての人達と何らかの関わりを持っている。 事実、昨日迄顔も知らない見ず知らずの人と出会い友となり或いは家族となっているではないか。 そうして人類の歴史は連綿と綴られ今が有る。 独り善がりで犯罪を侵す事で自らに不利益を与えない為にも犯罪に手を染めてはならないのである。 多くの受刑者とセラピストとして謁見し私が彼ら彼女らに説き続けている事である。

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