常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年8月1日水曜日
『人を褒める事は自分を褒める事』
どういう事か?
生物学的サバイバリズムで言えば『人を褒める』行為は相手を認め相手を高く評価し相手のステータスをあげる行為。
それはともすれば自らの致命傷ともならぬ行為の筈です。
されどそれでも『褒める事が出来る人』は褒める対象よりも遥かに上位で少々対象者の株が上がっても微動だにしない自信が無ければできない行為です。
意識的無意識的に限らず。
故に『人を褒める事』は人間的に何らかの他の人にはない魅力がない人でない限りできない行為。
例えば変に大人ぶったクソガキに褒められても何だか小馬鹿にされたような感じで嬉しくない所かこんなガキにと不愉快さすら覚えるのと同じ。
褒められて嬉しいのは褒められる人が褒める人を人として認めているからに他なりません。
つまり『人を褒める行為』によって『喜ぶ人が居る』と言う事はそれにより『人から認められている証』であるが故に『自らを褒めている』のと同様の効果を齎すのです。
更に常態行動心理学的に述べれば人を褒める際口に出す言葉が聴覚を通して脳に行きその言葉によって脳が刺激されその刺激が伝達物質であるシナプスを通し体全体に情報伝達を行う為に褒めた内容と同様の効果を体に与えると言う付帯効果も有るのです。
夏の暑い時期はついイライラして相手に対して怒りっぽくなったりイライラしたりします。
それを表に出して失笑を買うより少しクールダウンして相手を褒めてあげましょう。
きっと貴方自身の魅力度もアップし溜飲も下がりますよ?
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