常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月11日水曜日
水と体と常態化の不思議な関係w
ミネラルウォーターが世に浸透し結構な時が過ぎ『水』と言えばミネラルウォーターと言う図式が成り立つ程となったが実は間違い。
人間の組成成分の大部分が水である事は確かだが生れや生活環境により日々『体が求める水』は違う。
疲弊時と健康時と同じ水を飲んでいたらおかしいではないか^^;
又、転居や出張先で飲む水に違和感を覚えたり腹を下したりする。
これは実は”生れる前に親が飲んでいる水”が大きく影響している。
赤ちゃんは羊水に漬かり体内で長期間生活をする。
この羊水は母親が普段飲んでいる水で生成されている。
つまり赤子の頃から既に”水の嗜好性”は決められている。
更に生後の成長過程に於いても普段飲む水により体は作られる。
逆を言えばその水により体が”守られている”と言っても良い。
されど転居し乃至は出張先の水は普段飲みなれている”水”ではない。当然体は拒否反応を示しお腹を下したり美味しくないという感覚となる。
この普段”飲み慣れている”と言うのが正に”常態化”の成せる業。
人間は常、”無意識”に水を飲んでいるがちゃんと脳は”取捨選択”をして飲んでいる訳である。
故事にも土地に馴染めない事を”水が合わない”と言うではないか。
古来人間は稲作で生きながらえてきた、その際必要な物は種と土とそして”水”である。
体に合った水で作ったお米は栄養分の吸収率が高い。
翻りどんな高級米でも水が合わなければ吸収率は低い。
実はホームシックや時差ぼけ等もこの飲み水の影響を少なからず受けている事は余り知られて居ない事実である。
最近どうも調子が…と言う方は是非飲み水を変えてみられる事をお勧めします。案外体調が戻ったりするものですよ^^V。
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