常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月18日水曜日
『安物買いの銭失い』の心理学的根拠
『安物買いの銭失い』とは良く言った物。
最近は大分減ったが安物は粗悪品が多く壊れ易く痛み易い。
値段が安いので消費率も高く買いなおし易い為何度も買いなおす。
結果高級品よりも多く金を浪費しそれでは安物を買った意味が無い。
実はこれ視覚情報が脳に与える印象度により可変的となる。
つまり高級な物は視覚情報的に脳により多くの刺激を与える。
すると脳の満足中枢(満腹中枢に非ず)を刺激し購買欲は満たされる
されど安物は視覚情報的に脳に与える影響が少なく刺激も少ない。
満足中枢は刺激されずそれを満たす為に何度も同じ事を繰り返す。
すると今度は購入する行為その物が常態化され麻痺される。
猿の自慰行為宜しくそれらはエンドレスとなり結果高額消費となる。
同じ様にアルコールや煙草等の依存率が高い物も同じ。
高い物は消費率が低いので常態化されにくい。
されど安い物は消費率が高く常態化されやすい。
すると今度は消費する事自体が常態化され繰り返される。
感覚が麻痺となり”依存症”となる訳である。
『粋人粋を選ぶ』
昔の人は本当に良い言葉を遺される。
本当に粋な人は高い金を出して”粋な物を長く使う”。
小粋な人と周りから賞賛を得て消費率も抑えられる。
どうせ買うなら高くても長く使え依存率が低い物を選びましょうw
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