常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月15日日曜日
人間関係は双方向だけでなく方位性を持つ
人間関係はボースディレクション(双方向)である事は既知の事実。
だが方向性が加わり常に流動的であるという事に気付く物は少ない。
例えば友人関係、恋人関係、夫婦関係、師弟関係etc...
出会った頃は同じ志を持ち同じ方向性を向いていた筈である。
我が提唱せし『場の心理学』でも同属性同士引き合うとある。
だが、各々が持ちし”場”も又、常、流動性を持っている。
人が動けば場も動く、それは”心”も又同じである。
宇宙飛行士ガガーリンが帰還後牧師となりしがその証拠。
今までは宇宙飛行士として国の為粉骨砕身努力をされておられた。
されど”地球の青さ”を知り国と自分との”方向性の違い”を認識。
”宇宙の意思”に直接触れた彼はその”意思”に自らの心の方向性を合わせる事を選んだのです。
つまり人間関係もこれに同じ。
場や社会的位置関係により人間関係は常推移します。
それを双方が理解しお互いの人間関係の方向性を修正する事。
一方だけでなく双方がお互いの方向性を合わせる努力をする事。
それなしに人間関係を構築する事は不可能です。
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