常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月10日火曜日
人間が抱えし根源的諸問題について
人間が生物であり理性と欲望という二律背反を心に同梱せし限り悩ましい問題は尽きる事が無い。
例えば”個性”。
”個性”を重んじる学び舎ですら実際に行っている教育は”没個性的”である。
更に優劣を付けない為、学芸会で全員主役劇とか全員一等賞等という子供騙しの小手先業で婦人団体や父兄の目を誤魔化そうとなさっている。
されどそのような教育を受けし者達が『生き馬の目を射抜く』現代で果たして生き残れるだろうか?
ライオンは我が子を千尋の谷に突き落とし這い上がって来た者だけを育てるという。
薄情者と蔑む無かれ。
自然の中で生きていくというのは綺麗事では済まないのだ。
当然親は子が可愛い。
されど子を守り親が死した後、では今度は誰がその子を守るのだ?
まざまざと野獣の餌にくれてやる位なら我が手で命を閉じた方がなんぼかマシではないか?
そのような見せ掛けの”純粋培養”で育てられた輩は現代に適応できず”社会不適応障害”のレッテルを貼られ病院送りとなる。
目の前の”平和”を選んでしまったが為、その先の”苦難”を選ばざるを得なくなりし子の侘しさを親はもっと痛感すべきである。
子が本当に可愛いなれば自分が居なくなりし後も子が困らぬようしっかりと自立させ社会適合させる事こそが親の勤めである。
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