2012年4月10日火曜日

花見と縄張り意識と常態行動心理学

この時期になると何処も桜が咲いている場所は老若男女問わず花見客で賑わっている。
公私を問わず多くの人がより良い花見スポットを求め朝早くから『場所取り』に東奔西走している。
何故其処までして?と思う程場所取り係の人は場所取りに命を掛けているように見える(笑)

勿論良い場所を確保し家族に上司に自分自身の功績を認め称えて欲しいという事も有るだろう。
されど実はもう一つ、花見における『場所取り』には生物学的及び常態行動心理学的要因が有る。

それが題名にもある『縄張り意識』である。

良く電柱等に犬猫がおしっこを掛ける『マーキング』あれも”此処は俺の縄張りだぞ”というサインであり花見や運動会等での『場所取り』も実はこれにならっている。

もっと広義に捉えれば戦争に於ける指揮官と同じ心境であるといってもよいであろう。
領土が広がればその分”出来る事”が広がり周囲への”認知度”も増える。

そうすれば生物学的危機回避がよりし易くなり生存欲求を満たす事が出来る。
これは常態行動心理学的に人間が遺伝子レベルで持っている『生存本能』が成せる業である。

先の家族や上司に功績を認めさせ賞賛を得ると言うのもこの”知名度を上げ危機回避度を高める”という生物学的生存本能が無意識に働いているのである。

当然上司や家庭での上役(笑)の覚えがめでたくなれば叱責回数が減りその分優遇を受ける事に。
それは人間が生物学的に生来的に持っている”生存本能”に起因している。

花見で場所取りに東奔西走しているお父さんや部下の方々へ向け是非労いの言葉の一つも掛けて上げて下さい。きっと氏は喜び来年も良い場所を取ってくれる事でしょうw

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