2012年4月21日土曜日

”科学的根拠”が”科学的根拠では無い”という理由


私が言うと逆説的となり我が首を締める事にもなりかねないのだが敢えて提言申し上げる。

良く”科学的根拠に基づいて”という話をされる方が居る(勿論私もその一人)。

されど科学は万能な物に非ず。

科学も人間が作りし物、理性と欲望という相反する感情をわが身に内包せし不完全体である。

不完全体である人間が作りし物が完全である筈も万能である筈も無し
故に科学と言えど”盲信”は禁物である。

”科学”という物の確かさを証明出来る物は何も無い。

数値だデータだというがそれらが本当に”正しい”という根拠は無い。
数値もデータもそれを計り処理するのは人間なのだから。

我が第一師匠は申された。

”疑って疑ってまだ其処に残る物、それが真実である”と。
私も第一師匠の意見に賛意を示したい。

先ずは”疑って掛かる事”これが大事である。
そして”人の目”ではなく”自らの目”で判断する事。

科学を盲信し”科学の目”だけで物事を見ると見誤る事になる。
我も又、次回の意味を込めてこれを書いている。

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