常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月21日土曜日
”科学的根拠”が”科学的根拠では無い”という理由
私が言うと逆説的となり我が首を締める事にもなりかねないのだが敢えて提言申し上げる。
良く”科学的根拠に基づいて”という話をされる方が居る(勿論私もその一人)。
されど科学は万能な物に非ず。
科学も人間が作りし物、理性と欲望という相反する感情をわが身に内包せし不完全体である。
不完全体である人間が作りし物が完全である筈も万能である筈も無し
故に科学と言えど”盲信”は禁物である。
”科学”という物の確かさを証明出来る物は何も無い。
数値だデータだというがそれらが本当に”正しい”という根拠は無い。
数値もデータもそれを計り処理するのは人間なのだから。
我が第一師匠は申された。
”疑って疑ってまだ其処に残る物、それが真実である”と。
私も第一師匠の意見に賛意を示したい。
先ずは”疑って掛かる事”これが大事である。
そして”人の目”ではなく”自らの目”で判断する事。
科学を盲信し”科学の目”だけで物事を見ると見誤る事になる。
我も又、次回の意味を込めてこれを書いている。
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