常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年4月23日月曜日
日米加齢認識差事情
日本人と欧米人の年輪の重ね方の違い。
それは年齢を重ねる事への意識の違い。
日本人は”年を取る”と考え、欧米人は”年を重ねる”と考える。
”取られる”はマイナス、されど”重ねる”はプラスである。
これは日本が島国且つ単一民族国家である事に由来。
つまり比較対象が同族でしかないからである。
これが多文化多民族国家だと相手との競争意識が拠り高まる。
それは人間が生物である所の”生存欲求”に起因している。
自分よりも他者が目立てばそれだけ自らの生命維持が困難となる。
故に人は”見た目”を意識し、”中身”を磨く事に精進する。
外国の老紳士淑女が”ジェントルマン、ジェントルウーマン”と呼ばれる一番の原因である。
年齢は”取る”物ではなく”重ねる”物である。
”重ねる”事で出てくる艶やいぶし銀の粋も出てくるという物。
折角”重ねる”事でしか出ない物をアンチエイジングで止めては勿体無い。
もっと日本人は年を重ねる事を楽しむべきである。
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