2012年4月23日月曜日

日米加齢認識差事情


日本人と欧米人の年輪の重ね方の違い。
それは年齢を重ねる事への意識の違い。

日本人は”年を取る”と考え、欧米人は”年を重ねる”と考える。

”取られる”はマイナス、されど”重ねる”はプラスである。

これは日本が島国且つ単一民族国家である事に由来。
つまり比較対象が同族でしかないからである。

これが多文化多民族国家だと相手との競争意識が拠り高まる。
それは人間が生物である所の”生存欲求”に起因している。

自分よりも他者が目立てばそれだけ自らの生命維持が困難となる。
故に人は”見た目”を意識し、”中身”を磨く事に精進する。

外国の老紳士淑女が”ジェントルマン、ジェントルウーマン”と呼ばれる一番の原因である。

年齢は”取る”物ではなく”重ねる”物である。
”重ねる”事で出てくる艶やいぶし銀の粋も出てくるという物。

折角”重ねる”事でしか出ない物をアンチエイジングで止めては勿体無い。

もっと日本人は年を重ねる事を楽しむべきである。

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