常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年12月18日水曜日
『冬の内蔵疾患に対する常態行動心理学的解釈について♪』
この時期何故か胃痛や下痢、便秘等内蔵疾患に罹患する人が急増している。
我が愛方もご多聞に漏れずである。
他にもそういう話を多くお聞きする。
では何故この時期に罹患する人が多いのか?
実はその原因は常態行動に有った。
派遣法の改正により年末調整も手伝いこの時期になって社内の顔ぶれが大きく変わった職場が今年は特に多かった。
特に勤続年数が多い人が切られ若い派遣社員が多く入社してきたという。
経営者側からすれば年功序列制で高給取りの年配者を首切り安い賃金で雇える派遣を入れた方が経常利益は生みやすいと考える。
だが生憎それは総計に過ぎる。
まずリーダーシップを取れる人間が居なくなる事で統率力は激減する。
又、有能な派遣を入れる為に多くの正規雇用者を切る事で派遣社員に対する風当たりは当然強くなる。
更にその風当たりは他の派遣社員にも適用される。
他の派遣社員の方も頼れる正規雇用者を失い有能なれど新人が入ってくると古株派遣社員はその面倒も任される。
すると今迄得ていた五感情報がアップデートされ更に先に述べた年末調整の忙しさがプラスされ脳がその速度に対応しきれなくなり誤動作を起こす。
それがストレスとなり内蔵に打撃を与え更に今冬の急激な寒さが内蔵に負担を掛ける。
というのも寒いので暖かい物を多く摂取する為に水分過多となり内蔵に負担を掛けるからである。
上記理由により今冬は例年と比べて内蔵疾患に罹患しやすく訳である。
対処法としては現状に対して何とかしなければいけないと言う責任をある種放棄する事である。
責任感が強い仕事人程現状打開意識が高くそれがストレスとなる。
されど個人が出来る事には限界がある。本来ならばその役目は経営陣が負うべき役目である。
されどその責任の多くを経営陣は放棄し社員に押し付け自らの負担を軽くしようとする。
成れば正規雇用者でない派遣社員がその責を追う義理は無い。
心一つ切り替えて自らの持てる範囲の責任だけを持ち他は放棄する事。
意識だけでも変えてみると随分ストレスは軽減され内蔵疾患も軽減される。
是非お試しあれ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿