常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年12月26日木曜日
『Year-end celebrations Syndrome』に対する傾向と対策について♪
今日のテーマは『Year-end celebrations Syndrome』のお話。つまり『年末行事症候群』。此は私のオリジナル造語でありオリジナルに発見した病名です。今年はクリスマスイブもクリスマスも平日で双方仕事をしているカップルは中々週末のようにゆっくりとした時間を過ごす事が出来なかったカップルもとても多かったようです。それは即ち国内経済にも少なからず打撃を与えています。知り合いのレストラン店長の話だと去年は予約で一杯だったクリスマスディナーも今年は殆ど予約が埋まらなかったそうです。他の外食産業系企業に御勤めの方々も一様に申されてました。翻り今年はホームクリスマスがとても盛況だったらしくクリスマスケーキが飛ぶように売れた年でもあったようです。又、百均等の激安店のクリスマスグッズも結構な売り上げだったとか。国内のクリスマス時期の総売上的には今年は去年と比べマイナス修正が加わったそうです。来年度からの消費税増税も手伝い買い控えが増えたとか。そうなるとこれがメンタルにも少なからず影響が出ます。先の祭事の話でも書きましたが年中行事が何らかの形で例年通り行かないと人はストレスを体に感じそれが態度に出ます。するとそれが伝搬し国内生産高に影響が出ます。高が祭事、されど祭事。島国日本にとっては単なる『Year-end celebrations 』ではなく、それが常態化している為に『Year-end celebrations Syndrome』という心の病を発症しやすくなります。つまり年中行事を過ごせなかった事でやる気を失ったりストレスで攻撃的になり人間関係に支障が出たり。そういう時の解消法としては『とりあえず楽しむ』ではなくて『出来る限り精一杯楽しむ』事に全力を注ぐ事。全力を出し切たら短い時間でも充実感は味わえます。思いきり弾けて楽しみましょう。さすればそれが明日への活力となり国内生産高アップの原動力にもなります。今日も元気に頑張りましょう。
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