常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年12月26日木曜日
『知名度の心理学~或いは印象度の心理学~』
例えば見ず知らずで会った事も話をした事もない人から嫉妬や妨害を受ける事があるでしょうか?
答えはあります。
例えば芸能人に嫉妬してライブ会場で硫酸を掛けたり襲ったりという事件は昭和初期の時代からありました。
しかし例えば顔が知れている芸能人ならいざ知らず無名に近い一般人でも、そのような事は起こりうるでしょうか?
答えは起こり得ります。
今現在も過去の事例においてもそういう案件を私は数多く扱ってきました。
『知名度』とは一般的解釈では『数量的』に捉えられるケースが多いと思います。
つまりその人を知っている人数が多い程『知名度』が高いと思われてます。
しかし『知名度』はそれだけに非ず。
例えば極一般的なファン数万人と熱狂的なファン数千人の場合『知名度』の高いのは意外にも後者になります。
それは何故か?
それは『知名度』が『数量的』ではなく『印象度』で決まるからです。
そしてこの『印象度』が人を奇行に走らせる原因でもあります。
『印象度』が高ければ高い程それを見る者の『脳刺激』は強くなります。
此処でも細胞の分化に必要なのは『脳刺激』だというお話は何度か差し上げました。
つまり人間の成長に『脳刺激』は必要不可欠です。
裏を返せばより多くの『脳刺激』を与える存在は与えられる側からすれば『驚異』となります。
何故なら其を与えられるだけの物を既に相手が持っていて翻り自分は其を与えられる側だから持っていないから。
それはある種の『生命危機』を脳に与えるきっかけとなります。
好きすぎてその人を殺してしまったという事件は『阿部定』前後にも沢山存在します。
これも又、『脳刺激』が関係しています。自らに『脳刺激』を与え成長させてくれる存在を誰にも渡したくない、独占したい、だから殺してしまうというのは生物学的生存欲求からは充分説明が可能な領域です。
世間一般的に言われる『猟奇的殺人』の殆どがこれで説明可能です。
閑話休題
故に有名無名を問わず自らの脳に『強刺激』を与える存在は生物学的には『排除すべき存在』となりえます。
何かにつけて『突出した物』を持つ人は必ず『噂』になります。
その『噂』を耳にし、まだ見ぬ相手に『生物学的生命危機』を感じれば当然其を排除しようと本能が働きます。
それが『会った事も話をした事もない人から嫉妬を受ける理由』なのです。
そしてこれが『負の感情の伝搬』により場をマイナスの場に変え『排除対象者』に悪影響を与えます。
其を避ける為には『絶対的存在』となる事。
生物は『絶対的優位性』を持つ者には『生物学的生命危機回避』の観点から『絶対服従』の精神を持ちます。
故に自らの持つ『絶対的優位性』を示す事で『姿無き干渉者』の存在を遠ざける事が出来るのです。
では『自らの持つ絶対的優位性』をどのようにして見いだすのか?
その術は私が20年以上の歳月を費やして編み出した『秘策』でもって見出だす事ができます。
その『秘策』は公には出来ないので個別に対応させて戴きます。
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