常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年12月4日水曜日
社会的立場が重い人の軽挙妄動に対する常態行動心理学的理由について♪
本日のテーマは『軽挙妄動』について。
古くは首相の『馬鹿野郎』発言から、厚労大臣の『女性は子供を産む機械』、最近では政権与党幹事長の『政権デモはテロと変わらない』発言まで。
又、前都知事の公的資金の私的流用問題や、現都知事の政治資金不正供与問題迄枚挙に暇が無い。
某議員が『悪の総合商社』と国会で述べた事も大問題となりましたが正に彼が言われる通りに今はなっています。
では何故社会的立場が重い人の軽挙妄動が目立つのか?
実はこれは脳の構造にその原因がありました。
過日『念押しは脳内では禁止と見做されそれは強印象となり脳に残る』というお話を差し上げました。
実は社会的立場が重い方々の軽挙妄動もこれが原因です。
国民や都民、マスコミの目が常、光り、一挙手一投足を見られている緊張感から『失言』をしてはいけないと意識をすればする程脳は其処にフォーカスしよりそれを実行させようとします。
それと『社会的逸脱行動』に関してもそれ。
常に正しさを求められる職業に就ている人間はそれが常態化され慢性化しそれがストレスとなり脳や細胞が刺激を求め自ら社会的逸脱行動を取る事で刺激を受けてそれが一つのストレス発散となるからです。
『社会的立場が重い人なのに』ではなく、寧ろ『社会的立場が重い人だからこそ』やってしまう行動なのです。
対処法としては普段から小さい法に触れない程度の社会的逸脱行動を取る事、カラオケBOX等人目につかない場所で不満をぶちまける事等でそれらは予防できます。
社会的立場が重い人でも我々と同じ人間です。
ストレスも溜まれば不満も述べたくなります。
そういう時は我慢せず発散させましょう。
それを上手く発散させるのも又、社会的立場が重い人の務めでもあります。
今日も元気に頑張りましょう。
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