常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年12月31日火曜日
常態行動心理学的食の安全について♪
今年は『食品偽装』等『食の安全』について今一度考え直させられる一年でした。
私の考える『食の安全』とは『異物を体に入れない事』であり『無農薬』である事ではありません。
確かに『無農薬』である事に越した事は有りませんがされど極端な『ナチュラリズム』は時として体に毒となる事を認識すべきと考えます。
ダイエットにおけるリバウンドに同じ。
少量の残留農薬ならば寧ろ毒に対する抵抗力をつける意味で大事とも言えます。
余りに『無農薬』に拘りすぎると今度は『残留農薬野菜』を異物と脳は認識し其を体外に除去しようとします。
それでは大切な栄養摂取が阻害されてしまいます。
極端な話サプリメントすら『毒』と認識しそれでは本末転倒です。
昔の子供は少々泥つきでも平気に口にし体の中に細菌を宿しそれにより抵抗力をつけていました。
寧ろ最近の無農薬野菜で育った子供の方が明らかに体の抵抗力は弱まって居ます。
我々が子供の頃は畑から取ってきた野菜を水洗いしそのままかぶりついて居ました。
それでもこうして今も元気に動けています。
何事も『過ぎたるは及ばざるが如し』
今一度本当の意味での『食の安全』を見直す時期に来ていると私は考えます。
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