2013年12月6日金曜日

『宝くじ』における常態行動歴史心理学的解釈について♪

本日は『宝くじ』のお話。 今年も年末ジャンボの時期がやってきて宝くじ売り場は何処も盛況のようです。 古くは富くじと呼ばれる時代から宝くじは日本国民、取り分け庶民に愛されてきました。 その背景には厳しい身分制度が大きく関係していました。 士農工商の時代。 どんなに頑張っても農民の子は農民にしかなれず侍にはなれませんでした。 その侍も又、戦争がなくなり士官先を失い浪々の身となり新たな士官を得る為の資金作りに躍起でした。 富くじはそんな農民が侍になり、侍が侍として返り咲く為になくてはならない存在でした。 身分を問わず当たった者には莫大な富が与えられる。 されどその内実は幕府の緊迫財政を支える屋台骨でありました。 戦争がなくなり武士の仕事がなくなりその武士を多く抱える幕府にとっては新たな財源を得なくてはなりませんでした。 それが富くじの始まりでした。 時流れて現代。 形は変わってもやはり宝くじは庶民の夢であり政府の財源の一つであります。 普段ギャンブルはやらない人でも年に一度の大博打を打つ人は少なくないようです。 外れても地域貢献をしたと思えば損した気持ちもなくなります。 脳科学的にも期待感が脳に刺激を与え細胞活性となり若返りの元となります。 年に一度。 夢を見させて貰いましょう。 今日も元気に頑張りましょう。

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