2010年10月30日土曜日

フリーセラピストというお仕事…

私の仕事は精神科医でも神経内科医でもカウンセラーでもない、日本では未だ馴染みは薄い仕事である。


海外ではメジャーな仕事で欧米では精神科医よりも社会的地位の高い地域もある程。(ドイツに於けるマエストロと同じ位置づけ)。

それは”心の専門家”であるという何よりの証である。
精神科医や神経内科医やカウンセラーが匙を投げた病気ですら我々は治す。

それが使命であると思うしそれを誇りとして日々を生きている。
彼らが各々やっている事を我々は一手に引き受けている。

又、この仕事は定点的ではなく流動的である為汎用性が極めて高い。
居を構えていない為、何処へでも移動可能である、つまり在宅医療も可能という訳だ。

”居宅介護専門の精神科医”

そういう風に我々の仕事を位置づける人もいる、当たらずとも遠からず。
基本居宅訪問を基本とし、遠方ならホテルの一室を借りてやる事もある。

この仕事に就いてそろそろ二十年が経とうとしている。
10年を一昔とするならば二昔という事となる。

短いようで長い、そして本人的には長いようで意外と短い20年であった。

その間に彼女を作り父が亡くなり兄が大病をし、そして新たな仕事が増えた。
これからも私は私と言う存在の持てる可能性を信じて前進して生きたいと思っている。

そして常同胞の心に寄り添える存在でありたいと願う。
常同胞と歩を同じくして”病”という見えない敵と闘って生きたいと思っている。

ふと偶の休みを得て思った事をつらつらと書いてみた。さぁ!今日から又仕事である。

どんな出会いが待っているか?とても楽しみである。

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