“心の風邪”では片付けられないうつ病をどう乗り越えるか
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=880778&media_id=34
ではなく、時代と言う名の波に呑まれし人間の脆弱性が生んだ悪魔である。
時代と言う枠で括れば戦後の経済危機は今の比ではない。
食うや食わずの人が多数出て餓死者も相当数出ている。
だが当時の人々は”経済復興”へ向け皆が心をひとつにし一致団結した。
団塊の世代の方々頑張りにより今の日本の繁栄があるのだと思う。
”生きるか死ぬか”の瀬戸際にあってそれこそ”鬱”になんざなってらんない時代である。
日々”生きる事”に必死であり、それこそ明日未だ命が有るだろうか?と言う人ばかりだった。
当時の状態と較べると今の日本は未だ救いがある。
経済支援策も有り少なくとも当時の人々よりも経済的な不安定さは無い筈である。
所謂”うつになりやすい人”と”うつになりにくい人”という物がある、それは当然の事だ。
だが、此処で注目すべきは”目に見える鬱”と”目に見え難い鬱”があるという事。
”目に見える鬱”は対処がしやすい、それこそ素人でも治せる物も中には有る。
(事実軽症鬱レベルの治し方は講義で受講生方々に伝授し数多くの完治報告を頂戴している)
だが”目に見えない鬱”は対処の仕方が難しい。
何故か?一番厄介なのは”自分が鬱に掛っている事を本人が自覚していないから”である。
そして”本人が自覚”をする頃には”重傷”になっている場合が殆どでこうなると厄介である。
”軽症鬱”の状態で”自らが鬱である事を認識”させ、完治させていく方法が最良である。
と、同時に”鬱になりにくい強靭な精神力”を培わせる事も又大事である。
”打たれ強く”なれば鬱には掛り難い、事実我が元を完治して去った方はそれ以降鬱になっては居ない。
精神力を強靭にし”鬱になりにくい心”を作るからである。
又、自らが”鬱になりにくい環境を作る事”も又大事である。
”そんなに簡単に環境を変える事が出来る訳無いだろ”という言うなかれ。
広範囲に置ける”環境変化”は無理でも極限られた範囲での”環境変化”は充分可能である
所謂”逃げ場”があるのと”逃げ場が無い”のとでは鬱になりやすいなりにくいで大きく変わる
”心の避難場所”は自らで作り出す、それが私のモットーである。
そのやり方を同胞(患者)方々にお教えし実践していただきそして”精神的強さ”を得て貰う。
”自分が好きになり、自分を大事に出来、自分に余裕”が出来れば鬱には掛らない。
よしんばなったとしても”軽症”で済み、自らの力で”立ち直る"事は充分可能である。
その方法を我々専門職は多くの同胞へ伝授しそして”鬱根絶”へ向け日々頑張っている。
私の担当講義”家庭の中の心理学”でも何れ”鬱”についてお話する事があるだろう。
その際、家庭でも出来る”鬱克服法”について受講生方々に是非試して頂きたい。
”鬱”という魔物を正しく知る事、そして決して恐れない事。
それが”鬱”に勝つ唯一の方法であると私は思う。
これでも元・鬱になった事がある専門家である(笑)
鬱になった者の辛さ・歯痒さ・悲しさはわが事のように感じられる。
だからこそ”鬱になりにくい心”を作る事をおぼえて欲しいと思う。
常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2010年10月26日火曜日
現代社会が生んだ社会的病理…
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿