2010年10月24日日曜日

色眼鏡の心理学~アナタの為にという名の大誤算~

嘗て別ブログの方で我が元へ通っていた方が突如セラピーの中止を求められた。
何度理由を尋ねてものらりくらりと要領を得ないので失礼ながら”心”を読ませて戴いた。

私とて心理職の端くれ、折角上手く行きかけている物を途中で頓挫は御勘弁願いたい。
すると…どうも元・旦那が素人の浅知恵を吹き込んで居る事が解った。

元・旦那にしてみれば何処の馬の骨とも解らぬ男に自分の女房を色々指導されるのが気に食わないのだろう、その原因を作ったのが他ならぬ自分である事も棚に上げて…。

この女性、散々旦那にDVを受けてその結果我が門を叩いた方であった。
途中まであんなに活き活きと”自己表現”を楽しんでいたのにパタリとやめてしまった。

自分が自分である事、自分が誰にも縛られない存在である事、そして女性で在る事…。
それらに気づき始め門を潜った頃の精気を失った顔から赤みがさすようになっていた。

だが…近親者や近しい存在の持つ”言葉の影響”は意外と大きい。
普段ずっと一緒に居る、乃至はずっと自分を見てくれているが故に信頼度も大きい。

例えそれが”間違っていた”としても…。

結局この方はその後我が門を二度と潜る事は無くMIXIも脱会され今は行方不明。
何処でどうされておられるのか?気にはなるが私にはどうする事も出来ない。

今も10名以上の”家族”の面倒を診させて戴いているがここでも既に数名”脱落者”が出掛けている。

しかも今回も又”近親者の色眼鏡”による影響である。
何れも同胞にとても近しい存在であり私よりも当然の事ながら付き合いは長い人。

確かにまだ知り合って間もなくお互いの事を良く知らないというデメリットは有る。
しかしだからこそ余計な情報に惑わされず”真実の姿”を映し出す事もある物だ。

それを御理解戴けない、それを納得されない事は慙愧の念に耐えない。
私は”去る者は追わず、来る物は吟味の上拒まず”の主義である。

私は私の力を本当に必要とする者にのみこの力をフルに行使したいと思っている。
これ以上脱落者が出ない事を願いたい、真剣にやれば必ず結果はついてくる。

そうでなければ20年もこの仕事は続けられません。
何事に於いても”生みの苦しみ”は伴う物です。

しかし其処を越えれば必ず”幸せ”が待っています。
近しい存在の方の”戯言”に耳を傾けず私を信じて付いてきて欲しい、そう願います。

又、私自身が信じられる存在であるようこれからも自らを磨き続けたいと願います。

しかし…なまじっか心理を齧ってる中途半端なプロ意識を持つ人間ってのは面倒^^;
最近そういうのと一寸ぶつかって頭悩ませたものでつい(笑)

権威主義者ってのはいやですねぇ^^;

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