2010年10月23日土曜日

見る事の心理学~或いは見られる事の心理学~

本日私がセラピープログラムを課した方が一人”ご卒業”なされた。
今まで誰も為し得なかった第三段階プログラムを無事終了され、自身を確立された。

氏に施したのは『セルフフォトセラピー』と『セルフムービーセラピー』である。
この源流はゲシュタルト心理学にありゲシュタルト心理学の肝は『知覚』する事に有る。

自分で自分を撮ってそれを自分で『見る』事、これが何よりも大切なのである。
それは何故か?自分で自分を『見る』という事は自分が相手にどう『見られているか?』
を知る良い機会となる。

中々、自分自身が相手の目にどのように映っているか?それを知る術は少ない。
しかしこうして自分で自分を撮って自分で『見る』事により他人に自分と言う存在がどう『見られているか』を知る事で今度は相手に対してどのように『見せればいいか』が自分自身で解ってくる。

すると”自分自身が何者であるか?”が解ってくる。
すると”自分”で”自分”が判るからその”解っている自分”を周囲も理解してくれる。

”自分を解ってくれない”と嘆かれる多くの方の中にはその前段階として先ず”自分を知る”という事を理解していない人が多い。

”自分”で”自分”が解らないのに”他人”が”自分”を解ってくれる筈が有りません。
”自分”で”自分”を理解して”自分はこういう存在です”という事をアピールできて初めて人は”自分”という存在を持てそしてそれが自信に繋がり最終的に”自分最高”という山頂まで上り詰めることが出来るようになるのです。

そして何より大切な事は”自分”が見えてくると”他人”も見えてくるという事です。
”他人”が自分を”見る”その見られ方がどういう”見られ方”なのかが解ってきます。

それは”自分自身”と言う存在を”正確に知る”事によってのみにしか出来ません。

その結果自分の周りに”プラスの場”が出来引き寄せの法則に従い”よき人”や”よき仕事”が舞い込んできたりします。

先ず、自分で自分を”見る”という事。
そして自分を認識し、今度は”見られる”自分を認識する事。

それが”本当の私”を知る一番の方法であると私は考えています。
氏のこれからの益々のご発展を心よりお祈りする物であります。

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